愛知県セントレア:ブルースカイ さすが名古屋だきっちりきしめん。
味噌煮込みうどんを食ったからには、食べておかなくてはならない対極的なアレ。
そう、きしめん。
昨年だか来たときには、名古屋城内で食った。
今回も名店に行く時間的ゆとりがなかった。
そこで目指したのは帰りの空港の中。
なんだか、空港の食いもんが増えてきたなあ、このブログ。
セントレア空港は、名古屋市内からの距離感もなく使い勝手がいい。
ゆとりある設計のなせる業か。
4階のナンたら横丁とかは、飲食店は長蛇の列である。
そんな中、名古屋名物の「台湾ラーメン」の名店を見つけたが、並ぶのがイヤだったボクは断念した。今思えばその根性のなさは、帰福後の爆裂発熱の前触れだったのかもしれない。
まあ、制限エリアの中にもあるサと軽い気持ちで手荷物検査を受ける。
そして出発エリア内へ。
案の定、ありましたよ「ブルースカイ」。
で、お品書きを見上げてみると、「天ぷらきしめん・天ぷらうどん 600円」と書いてある。
カチカチの丸い掻き揚げが載ってくるんだろうな。まぁ、いいかとオーダー。
数分待った。
手札の番号を呼ばれたので受け取りに行ってみると。
ほほう。
さすが名古屋だ。
名古屋人はエビフリャーが大好き!と言いはじめたのは、僕らがラジオを一生懸命聴いていた時代の、タモリのオールナイトニッポンだったか。
出てきたきしめんの上に、ドッカーンと横になっているのは、エビフリャーならぬ大海老天ぷら。(まぁ、食ってみたら中身はそれほどではなかったけれど)
さらに、その上に結構大量の花鰹節がフラフラフラと踊っているではないですか。
へぇー。
と思いながらまずはダシを啜る。
こんな立ち食いうどん屋で出るものだ。コンクに決まっている。けれどこの大量の花鰹が、新たなダシと香りを醸し出し、意外や手作り感を感じる不思議なものに上がっている。
麺は?
わははは。
箸で掴みにくいわ、やっぱし。
ちゅるんちゅるんと箸からすべる。
きしめんって形状、何でこれを好むかな…と思いながら食べるのが、楽しいやね。
ただし瞠目するはトッピング。
海老天はいうに及ばず、その海老天が大きなキツネ(味つき揚げ)のぉザブに鎮座増しましているんだな。
揚げを、齧る。
じゅわっと甘辛い。
海老天のコロモを齧る。
アブラを含んだ旨みが広がる。
ほほう、よかばいよかばい。