福岡空港内・フラップキッチン 遊んでみよう!

shin_papa402007-05-23

このブログでおなじみ、福岡空港のフラップキッチン。
手荷物検査を過ぎて、中に入ったところにあるカウンターだけの軽食コーナーである。
うどん蕎麦類はトッピングが選べる、あるいは追加できるという、通り一遍のサービスが多い空港界においてサスガ博多の麺食のDNAが生きているなあと感嘆したのであった。


で、例によって東京出張にて走りこんだ福岡空港
ゆっくりと昼飯を食っている時間はない。
手荷物検査が込み合っていては元も子もないので、ここもグイーンとクリアする。


と。
飛行機の出発まであと25分、残しているではないか。
ならば空弁ではなくて、暖かい汁物を楽しんでいこう。


ちわーといいながらいつものカウンターへ。
先客を見れば、ごぼう天うどんと稲荷寿司という定番を楽しんでおられる。
そうそう、博多はそうでなからんとイカン。

…けれど、今日は他人がやらんようなことをしてやろう。
と思ってメニューをしばし凝視する。


「うどんと牛丼のセットで、うどんのトッピングを…」
「はい。どれにします?」

「…かれーで」。
「は?」
カレーうどんにしてください」


ちゃんとトッピングメニューにカレーがあるのである。
ということはそういう需要も見込んでいるということだ。
少数派かも知れんが。
しかも、牛丼と組み合わせる人はさらに減ると思う。


しばらくして、来た。
銘店のカレーうどんは、良質のカツオの香り高いダシにカレー粉が存分に混ぜ合わさっているもの。
けれど。


ここが大事なのだが。


あくまでもここでは「カレートッピング」なんである。


写真を見ていただければ分かるが、レトルトのカレーライス用のルーを無造作に乗っけただけ。
口が悪いヤツにかかれば、トイレ水にたゆとうている○リベン(便)のような…とも言い出しかねない代物である。


まずは気を取り直して、スメを。
例によって関西からこっちのダシ勝ち気味のコンク系。
でも旨いもんである。
それに、カレーライス用のカレーが時折舌を直撃する。

おもしれーぞ。


麺は冷凍のグミ系。
うまいなあ。
立ち食いはこうでなくちゃね。


途中からスメにトッピングカレーを溶いてみた。
銘店のカレーうどんのようにはならなかったものの、良質のカレースープのようになったのはビックリ。

ただし、中に入っている肉が、レトルトの肉然としていたのは残念。


次回、フラップキッチンの特性を活かした遊びをまた考え付いてしまったので、
それはまた次のココロだァ。