福岡市鳥飼:ぼくの家 家族で憩えるゆったりふだん麺

shin_papa402007-12-05

娘が七五三の年齢となり、
家族で姪浜愛宕神社へお参りに行った日曜日の午後。


家族でクルマに乗って福岡市西部をうろうろしていたら、
みんなでお腹が空いたことに気がついてしまった。
ファミレスという選択肢もあったが、時間も2時前になってしまっていてあまり重いものは食べたくない。


…と、妻が「そういえばウチの近くに美味しいラーメン屋さんがあるって聞いたわよ」と言い出した。
ほー今日の情報源は妻かぁと思いながら、
「よしっそこ行こ」。
当然ファミレスより安く昼飯代をあげようというのは親二人の語らずとも共通する気持ちである。


妻の案内で、迷路のような道を迷いながらたどり着いたのは城南区鳥飼7丁目の「ぼくの家」。
妙にポップな店の看板と、覗き込むと見えるディープな昔っからのラーメン屋さん風情がどうにもミスマッチ。そのミスマッチが「らしさ」を演出している。
よかばいよかばい、と入る。


小上がりの奥に陣取った我が家族。
みなでちょっと考えて頼んだのは、
大盛1杯、並2杯、ラーメンセット(餃子つき)1つ。


しばらくすると出てきた。
ぱっと見ると大盛はそのように見えないのだけど、
息子、娘用の「フツー」と比べると明らかにドンブリの大きさが違う。
なるほどね。


ではまずスープを。
レンゲでズズズ。
…。
ほー。
博多ラーメンとしては豚骨ダシしっかりめ。
だが獣臭がなく、そのしっかり感は熊本ラーメンにも通じるものがある。
おお、これは旨いなあ。
こんな住宅地の中にあって、
まさに雛稀(ひなまれ)な、スープじゃわい。

麺は?
ズズズと啜って。
中細麺というところか。
太くは無いがある程度の食べ応えを感じる麺である。
しっかりしたスープとばっちりの組み合わせ。


旨いなあ。
妻も、息子も娘も大満足。
こんな旨いラーメンが、
店内にマンガ本などがおいてあるようなざっかけ無い雰囲気で、
しかもウチの近くのフツーの住宅地の中にある…というのは、幸せなことだなあ。


また来ようっと。