福岡市樋井川:永楽 福岡平野の端っこに中華そば銘店あり。

shin_papa402007-12-17

メタボリック対策が必要となってきた。
麺探訪にクルマで行くと意外と行動範囲に制限があることが分かってきた。
その2点の解決を図るため、古い自転車をリフレッシュして自転車で動き回るという選択肢を作ることにした。


さて今回はその第一弾。
訪問先は城南区の端っこ。
油山を間近に望む樋井川周辺。
クルマで来るには近すぎる微妙な位置である。


都市高速建設が進む堤の交差点からちょっと左の交差点。
そこから旧道に入り込む。
微妙なアップダウンをちょっとだけこなすと、
道の右側(南側)に「中華そば・永楽」と白く文字が抜かれた赤い大きなテント地の日よけが眼に入る。
日曜日の午後1時半。
まあ、アイドルタイムだろうなと思って店を覗くと…。
カウンターもテーブル席も満員なんである。
ほー。
近くには長浜ラーメンが旨いという店もあるが、
ここは昼まっから並んだりもするんだなあ。
その、並ぶのはボクなんだが。


5分ほど待って店内へ。
メニューを見ると、
ラーメン350円(!)
タンメン450円(!!)
そのほかずらっと麺関係、そして飯関係、それに中華料理の一品料理関係が並ぶ。
凄い店かも知れん。
左右のお客の食べてるものを見るとラーメンが圧倒的に多いようである。
それはシンプルな醤油ラーメン。
豚骨系が幅を利かすこの福岡の町で、醤油系(しかもめちゃ良心的価格)で満席にする店なんである。
これは期待できる。


頼んだのはタンメン。
ちょっとした理由で昨晩から野菜不足を感じていたのと、
タンメンはシンプルなのでその店のスープのよしあしが明確に出てくるからである。


しばらく待つと、出てきた。
透明感のある白湯スープ。
その上にうっすらと透き通るくらいで、歯ごたえも残すように加熱を寸止め調理されたと思しきもやしやにらやキャベツがいい色して載っている。
これは期待が盛り上がる。


まずはスープを。
ズズズ。
おお。
塩味抑え目。
その分野菜の甘さがベースのスープに乗って、素晴らしい旨さ。

麺はタマゴ麺。
多加水系であろう。

そしてトッピングは上記の通りの野菜に、控えめな豚肉。


お前に食わせるタンメンはネェ!というギャグがあったが、
ボクは福岡でボクが食うタンメンをここで見つけた!という感じだったよ。