福岡市西新:しばらく 人生の有為転変を噛み締めながら。

shin_papa402008-01-31

「…ということで内示です」。


…へ?
異動&転勤でっか?


そんなやり取りがあって、ボクの3月1日の転勤が決まったのである。
行く先は、今のボクのすぐ上の上司が数ヶ月前までトップとしてバンを張っていたところだ。


そういう内示を受けた日の夜。
当然のようにすぐ上の上司と飲みに行き、

「○○(行き先)は、イイぞぉ」という、まるで「白岳しろ」の「演歌はイイぞぉ」のような話を上司から聞き、酔っ払ったのである。

さて、そうして飲んでいたのは西新。
玄界灘の旨い魚食って、九州は焼酎たい!と宝山飲んで、フト気がつくと、その上司と「ちょっと麺ば啜っていこうかね」。
もう時間は0時を回っている。

だから、この上司とボクとメタボコンビになるんだよなぁと思いながら、連れられていったのは「しばらく」。
「ここはボクが学生時代にもきよったっチャンねぇ」。
そういえば上司はここの街にある、ちょっと上品な大学出身だ。
きっと学生時代はメタボ体型じゃなかったんだろうな。


と、目の前に麺が。
結構冷え込んでいたので、ドンブリから立ち上る湯気がいい感じ。


まずはスープを啜ってみる。
見た目のドロリ感の割りに、さっぱりしている。
ほほー。
うまいのお。


麺は?
ズズズと頬張ると、博多風の細麺だがなかなかに味がある。
ほほー。
うまいのお。


「替え玉、お願いします」
ああ、やってしまった。つい口が動いてしまった。
「あ、また替え玉しよる」と、横から突っ込む上司。
そういえば先週末に長浜で飲んだときも麺を食べに行き、麺が各自の前に運ばれるや否や、
「替え玉七つください」と頼んでいたやつがいた。
もう、夜中にそげん食べたらいかんばい。


そうして内示の夜はズルズルと更けていったんであった。