福岡市渡辺通:福岡麺通団 立ち食い感覚のあつかけ。

shin_papa402008-12-06

 昨日、朝の飛行機で東京から福岡へ移動。
 偏西風が強烈な季節だから、2時間以上をかけてやっと到着。雲の位置など天候の状態も悪かったのだろうね、予定よりも20分も延着した。
 着いたら昼。


 さっそく会社にて午後イチから打ち合わせ。
 その後、すぐに移動して渡辺通り付近で午後二つ目の打ち合わせ。
 それが終わったら4時近く。折からの雹や雨で薄暗く、風は冷たい。


 とぼとぼと次の打ち合わせ場所である会社に戻り始めたんだが、昼飯を食っていないことに気がついた。
 東京ならこんなとき、駅の中かまわりに立ち食いそば屋がある。
 九州はないもんなぁと思いながら歩いていて、フト思いついた。


 麺通団が近いではないか。


 目の前のかどを左に曲がり、もう一回左に回るともうそこにあるはずだ。

 店の中に入ると、そとの寒さからやっと開放されてホッとする。


 んーと、どうやって頼むんだったっけ。
 思い起こせば6年前。
 夏のある土曜日の朝に突然思いついて、博多から「讃岐うどん探訪グランドツーリング」に出たもんだ。愛車プリメーラで一日高速を走って、宇高フェリーに乗り、高松に着いたのは午後10時をまわったころだった。


 ひやひや、ひやあつ、釜揚げ。げそ天にちくわ天。もう、いやになるほど堪能した。

 その「当たりや」のオーダー方法なんかを何とか思い出して、寒いことだし「あつかけ」を頼む。
 お約束のげそ天を皿の上に。
 宮武系のしつらえですな。
 ねぎをどばっと。
 そして薬味にはオロシショウガを投入。身体が温まりそうだ。


 席についてずるずるずるっと。うめいなあ。

 高松の郊外をクルマで走っているとき、ラジオから前川清の「ひまわり」が流れていた。そういう風景を思い出しながら、ずるずるずる。


 おなかの中から温まって、寒風吹きすさぶ街へ「ごっそさん」といいながらドアを開けた。