福岡市別府:シュビドゥバ ときたらダバダバダかも。
ある土曜日、福岡の赤坂の歯医者さんからの帰り道。
護国神社のこんもりとした茂みのあいだを歩いていると、会社の後輩から電話が。
「しん○○さんのブログに書いてあったシュビドゥバって、どこですか?」
別府の麺どころとして「うまいっ」と書いていたのを読んでくれたらしい。彼は別府の歯医者さんに通っており、その帰りに寄るんだという。
ありがたいことである。
ご来訪いただく方の数はブログの左側に記載されているけれど、このように具体的に尋ねられたりすると「おお、ボクのへたれなブログもお人に読んでいただけてる」という感慨をもてる。
その日、お昼もいい感じに過ぎていて、ボク自身もどこぞで麺をすすろうと考えながら歩いていた。電話をもらうまでは六本松の中華系麺にでもするか…と思っていたのだが、後輩から「シュビドゥバ」という具体的なことばを聞いてしまって、どうにも口の中がシュビドゥバ、シュビドゥバ、パァァヤァァ…と歌い出してしまった(このお囃子がわかる人は、古いぞ)。
ということで俄然早足になって六本松を通り越し、別府に到着。
トッピングものにするかとしばし迷ったあげく、やっぱりオーディナリー系の「ラーメン」480円。
久しぶりのシュビドゥバのラーメンはやっぱり旨い。
ずるずると麺を啜り、麻酔がまだ残っている頬を膨らませてもぐもぐと。そしてスープを残して「替え玉ください」。
お約束の、丼ごと回収してあらたに丼全体の体裁を整えて出される「替え玉」。丁寧なしごとに頭が下がる。これで替え玉100円なんだからありがたい話だ。
その日もまた当然のように満足して家に帰ったのだが、後日、後輩から連絡が。
その連絡でも、化調を感じることがない素直な麺でよかったという感想。
でしょ。
そういう思いを共有できるというのも、また麺世界ブログの良さでもありますね。