諫早市永昌東町:どんど ささげの緑がきれいなチャンポン。
めちゃくちゃ暑いドピーカンの日だった、
昼から屋外でちょっとした仕事。というか、ほぼ一時間立ちっぱなし。
日陰に逃げたりするけれど、汗はだらだら。
ということでしょっぱい汁物が欲しくなった。そうだ、チャンポンを食べにいこう。
諫早の駅前に戻ると、駅前食堂みたいなのが2軒並んでいる。1軒は満席っぽかった。だからより空いているもう一軒へ。普段なら混んでいる方に入るんだが、この日は塩分と水分を「早く早く」とほしがる身体の欲求に負けたのだ。
入ってみると、隣の大衆食堂風の内装と違って、喫茶店風。ちょい若めがターゲットか?
「チャンポンください」
アルバイトのお姉さんに頼む。
まつことしばし、緑のささげが見た目にもクッキリとさわやかなチャンポンが出てきた。
まずはスープをば。
ついているのはレンゲではなく、長野とかの民芸調のソバ屋で汁ソバに添えられてくるような大きな木の匙。ちょっと違和感があるが、これでズルッとスープを啜ってみる。
汗をかいて水分と塩分が欠乏気味な身体に、スーッと染みていく。
鶏ガラと豚骨のミックスだろうか。よくある感じのスープではある。表面に膜がでないところを見ると業務用スープを使っているかもしれん。もしそうであったとしても、炒め合わせる具材によって味が変わるのがチャンポンだ。
結論からいうと、まずは旨い。
やっぱり暑い日はチャンポンだなあ。
具材と一緒に麺をたぐる。麺は柔らかめ。
トッピング具材は、ささげ、タマネギ、もやし、キャベツ、豚肉、かまぼこ、ちくわ、ゲソ。上チャンポンになると、牡蠣やら、海産物が増えるらしいが、こちとら「上」の人生歩んでいる訳じゃない。フツーでジョウトウじゃ。
…と、食べていると意外とゲソがころころといっぱい入っていて旨い。フツーの見かけの中に、珠玉の味発見だ。
ずるずると食ってさらに汗をかくが、塩分ミネラル分を補給して元気百倍。
満足のうちに、炎天下の夏の日差しのもとに戻ったのであった。