豊見城市高安:うめ〜家 ハイブリッド沖縄すばが旨いっ。
まるで福岡の麺世界のプラットフォームのようなHENOさんのブログ。そこのリンクにこのブログも載せていただいているのだが、気になるブログが7つ上にある(本日時点)。てんもりさんの「ちゅらかじとがちまやぁ」だ。写真がすごい。それに出てくるお店と料理が本当においしそう。
その中で、うめ〜家のそばが、また実に旨そうだった。
そこで。
夏休みとして9月にもらった36時間のフリータイム。ボクはある日福岡からの最終便で沖縄へと飛んだ。いろんな目的があったのだが、それは別ブログ「味の魔大陸」の「沖縄チョイわる旅」の項にて。
なか日の午前中は糸満市、八重瀬町、南城市をレンタカーで走り回った。正直なところ南城市に入るあたりで正午となり、おきなわワールドのあたりでお昼ご飯を食べようかと迷ったのだが、初志貫徹だ。
那覇東バイパスの真玉橋(南)の交差点を南側へ曲がり県道11号に入る。そしてNHK入り口の二股を左の道へ。すぐに右手にお店があるが、店の前の駐車スペースにはクルマがいっぱい。どうすべえかと思いながら通り過ぎ、300メートルくらい行ってUターンした。ゆっくりとお店に近づいていくと、隣の駐車場との間に少し空きスペースがある。そこにクルマを停め、念願のお店に入ったのだった。
お店に入ったら、愛想のいいおじさんに迎えられた。
いい感じの雰囲気の中で「そばください」と頼む。
5分ほどしておばちゃんがカウンターの向こうから「お待ちどうさま」と出してくれた。
ほほー。沖縄そばとしてみると、見た目が艶かしいぞ。
スープの表面をとろりとした感じでネギ油が覆っているからだ。黄金色の透明感のあるスープ。美しいなぁ。
基本がしっかりとした「沖縄そば」に台湾風のネギ油が加えられ、ものすごく進化したハイブリッド麺というイメージ。
一口啜ってみると。
鳥系のダシが加えられているのか、味まで透明感があるきれいなスープだ。それがネギ油のコクと相まって。もう、うま〜い!
おもわず麺をたぐると。
麺もコクコクと噛み切れるボク好みのもの。しかもそこにもやしが仕込まれてシャクッという歯ごたえが入る。
ん〜、本当に、うまい!
てんもりさんのブログでは「肉抜き」というのが出てくるが、確かにこれだけのスープと麺であればそれもわかるのだ。これだけで十分すぎるほどうまい。
けど、見れば見るほど肉もうまそう。そこで。
肉にかぶりついてみる。三枚肉煮に、軟骨ソーキかな。
まずは三枚肉の方から。さくっと歯で噛む感じ。しっかりと味はついているが濃くはない。まさに麺とスープを活かす肉だ。肉を載せて「どうだ!豪華だろ」と主張させるような肉ではない。存在感がとけ込むような感じ。軟骨ソーキの方もとろりとした歯触りだが同じ感じ。いいなあ、こんな肉。
ここはまた来なイカンなあ。
沖縄に訪れるべき場所がまた増えた。ありがたいことである。