鹿児島市樋之口町:小金太 豚骨のスープが旨いカゴンマ麺
夜の打ち合わせ兼飲み会が終わったのは0時を回った辺り。
真っ暗な鹿児島市内で、少々土地不案内だったためお店でタクシーを呼んでもらった。
タクシーに乗って定宿の名前を告げると、
着きましたよ、20秒で。
これは運転手さんに申し訳ないと思い、
「すみません、ちょいと腹が減ったので…」
と、ラーメン屋さんに連れてってもらった。
ということで今回はタクシー運転手さんご推薦の店である。
着いたら店の周りに人だかり。
並んでいるのか?と思ったら、ちょうど店を団体さんが出てきたところだった。
とはいえ店の中の空き席は3つくらい。
カウンターに案内される。
「なんにしますか〜」
ま、初めての店だから、デフォルトの「ラーメン」630円をオーダー。
53円で煮卵をサイドオーダーすることもできるが、夜中なのでグッと我慢。
出てきたのは写真の通り、熊本出身のボクからすればものすごい正統豚骨ラーメン。
まずはスープをば…。
ズルズズズ…。
ほほう。
鹿児島らしく、豚骨ベースにして、やはり椎茸などの出しの感じがある。
麺は…。
ズズズ…。
ほう。
太さは中麺で、結構しっかりした歯ごたえ。
よかねえ。
トッピングはキクラゲが懐かしい感じ。
カゴンマラーメンのお約束であるモヤシもいい感じだ。
スープに浮いている茶色っぽいカケラは、焦がしネギ油のネギだろうかね。
カゴンマラーメンは、お昼の正統「のぼる屋」、佛跳麺、三平…と食ってきているけれど、意外な広がりがあって面白い。小金太は、その中ではきわめて正統的なラーメンであると感嘆してホテルへ歩いて帰ったのであった。