熊本市上通:山水亭 店舗リニューアル。そして…。

shin_papa402007-11-01

久しぶりに熊本の上通りを歩いていたら、あの「おばちゃんがイキイキと働いていた山水亭」が、まるで若者向けのファミレスのような内装に変わっていたのである。


そんなことでいいのか?


ふとそのような疑問が沸き起こったが、それは疑問だけで終わらせてはマーケターとしての名がすたるのである。
ま、マーケターとしての名なんてないけど。


では、入ってみよう。


ドアから入ると、昔の店舗ではおばちゃんたちの目が一斉にこちらへ向いたものだが。
ちょうどやってきた一人の店員のおばちゃんに二人席テーブルに案内される。
座って眺めてみるとおばちゃんが厨房に数人、フロア係として1人。
そしてなんと若いスタッフがフロア係として数人。
だがまだ新しい店舗に馴染んでいないようで、テーブルウォッチは今ひとつのようだ。


さて腹が減っていたので今回はデフォラーメンの大盛を頼んでみた。


待つこと数分、来た。


ちょっとドンブリが大ぶりかと思うが、思ったほどの迫力はない。
以前頼んだデフォのラーメンとトッピングは同じ…と思ったが、もやしが入っているのに気がついた。
前回は気づかなかっただけかもしれない。
熊本ラーメンでもやしが入るのは珍しいが悪いことではない。


まずはスープを。
桂花よりも幾分軽めのスープ。
そうそう、高校生の頃から慣れ親しんだ味だ。


そして麺を。
これも桂花よりも幾分細めの麺。
このたびお持ち帰り・みやげ物用の工場製品を発売したらしく、その案内がテーブルにおいてある。
その案内によるとここの麺は「多加水麺」だということだが、それほどの感じはない。
熊本ラーメンとしては…ということではなかろうか。


と。
それほど迫力はないと思っていた大盛ラーメンだが、
スープの奥から意外や食べても食べても麺が湧いてくる。
ううむ。
さすがに唸るな。
考えたらボクも44歳である。
大盛とか食べている場合ではなかった。
ちょっと反省しつつ、店を後にしたんである。