東京天王洲:玄 デフォは魚系ダシがガツンと。

shin_papa402007-06-15

その日の出張先は東京東品川の天王洲。
飛行機で羽田に着いて、モノレールで天王洲で降りて。
打ち合わせが終わったら天王洲からモノレールで羽田に向かって、博多に帰るのだ。
東京都心にも出ない東京出張なんである。
効率的といえばそうだけれど、一抹の寂しさも感じるのであった。

さて打ち合わせは13時半から。
天王洲に着いたのは12時半。
飯を食わねば。
ボクがクリスタルヨットクラブで遊んでいた頃は単なる倉庫街だったこの町も、
今では高層のオフィスビルが立ち並んでいる。
こうしたところにはボク好みの古くからやっている銘店というのは、ないものだ。


そう思いながらシーフォートスクエアを歩いていると。
化調を使わないと主張するラーメン屋「玄」をハッケン。


入ってみると。
まさに昼どきなせいか、満員である。

案内されて席に着く。
スープは醤油、味噌、豚骨などから選べる。
周りで食べている人たちを見ると、それぞれのスープに合わせて麺も違うようである。
こりゃオペレーションが大変だろうなあ。


頼んだのはデフォの醤油。
本日のご飯とセットにしてみた。


本日のご飯はチンジャオロースーが掛かったミニ丼。
そして麺は。


醤油ラーメンの王道かな。
メンマ、チャーシュー、煮卵が載る。
それにほうれん草。

東京風は、やはりこのほうれん草が外せないな。


まずはスープをズズズと。
おおお?

ガツンと来る魚系ダシ。
麺は太め扁平の縮みのある卵麺。


醤油ラーメンは不思議だ。
モノによってはトリガラダシが合う。そしてこのように魚系ダシが合う。
元ダレとスープの組み合わせなんだが、そうすると元ダレの系統で呼ぶのが正しいのか、加えるスープの系統でラーメンスープの系統を呼ぶのが正しいのか。
そういうところが明確なようで不明確なんじゃないかな。

食べながらそういうことを考えていた。


完食。
スープまで殆ど飲んだぞ。
しつこさがないスープは無化調のたまものか?